大阪の南部、かつて海に面していた上町台地の西端に鎮座する摂津国一宮で、全国の住吉神社の総本社です。祭神は禊祓の際に海から生まれた住吉三神と神功皇后で、皇后の新羅遠征を導いた神をこの地にまつったのが始まりとされます。住吉津や難波津の守り神として遣唐使の航海安全を祈る国家的な神となり、平安時代以降は和歌の神としても崇敬されました。西を向いて建つ4棟の本殿は「住吉造」と呼ばれる古い様式を伝え、すべて国宝です。朱塗りの反橋や豊臣秀頼が再興した石舞台など見どころが多く、毎月の初辰まいりや夏の住吉祭には大勢の参拝者が訪れます。
見どころ
- 本殿4棟(国宝):文化7年(1810)造営の住吉造。直線的な屋根と朱塗りの柱・白壁が特徴の古い形式で、第一〜第三本宮が縦に、第四本宮が第三本宮の横に並ぶ独特の配置
- 反橋(太鼓橋):高さ約4.4mの急な弧を描く朱塗りの橋で、住吉大社を象徴する景観。石の脚・桁は慶長年間の再建とされる
- 石舞台(重要文化財):慶長12年(1607)に豊臣秀頼が再興した池上の舞台で、舞楽の奉納に使われる
- 五所御前:鎮座の際に3羽の鷺が杉にとまったと伝わる伝承地で、玉垣の中に杉が立つ
- 楠珺社と初辰まいり:毎月最初の辰の日に種貸社・楠珺社などを巡って商売発達を祈る参詣が行われ、早朝からにぎわう
参拝の案内
- 住所
- 〒558-0045 大阪府大阪市住吉区住吉2丁目9-89
- アクセス
- 南海本線「住吉大社駅」から東へ徒歩約3分
- 南海高野線「住吉東駅」から西へ徒歩約5分
- 阪堺電気軌道阪堺線「住吉鳥居前駅」から徒歩すぐ
- 駐車場
- あり 参拝者駐車場 約200台(バス5台)。普通車30分200円(ご祈祷を受ける方は2時間無料)、大型バス1時間2,000円(完全予約制)。夜間は閉鎖。1/4〜2月初旬は料金が異なり、12/31〜1/3は閉鎖(公式FAQ・アクセス)
- 参拝時間
- 開門 4〜9月6:00、10〜3月6:30(毎月1日と初辰日は6:00)。閉門 外周門16:00、御垣内17:00(通年)。正月・住吉祭期間は変更あり。御守授与所9:00〜17:00、祈祷受付9:00〜15:50
- 御朱印
- 確認中 御守授与所(9:00〜17:00)で授与。公式の授与品ページに御朱印・刺繍御朱印・御朱印紙・御朱印袋の掲載あり。初穂料と直書き/書き置きの別は公式で確認できず
- 御朱印帳
- オリジナル御朱印帳あり(住吉人形十二支柄など。公式授与品ページ)
- 混雑する時期
- 正月三が日(12月31日夜〜1月3日は周辺で交通規制、駐車場は使えない)
- 7月30日〜8月1日の住吉祭(大阪三大夏祭りの一つ。神輿渡御で一時的に交通規制)
- 毎月最初の辰の日の初辰まいり
由緒・信仰
- ご祭神
- 底筒男命・中筒男命・表筒男命(住吉大神)・神功皇后
- 社格など
- 式内社(名神大社)・摂津国一宮・二十二社・旧官幣大社・神社本庁別表神社。全国の住吉神社の総本社
- 創建
- 神功皇后摂政11年(211)に鎮座したと伝わる
- 主な行事
- 住吉祭(7月30日宵宮祭、31日例大祭・夏越祓神事、8月1日渡御祭)
- 御田植神事(6月14日。国の重要無形民俗文化財)
- 初辰まいり(毎月最初の辰の日)
- 卯之葉神事(5月)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(6件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。