大分市の西、柞原山の中腹に鎮座する豊後国の一宮で、応神天皇・仲哀天皇・神功皇后の三柱を祀ります。平安時代初め、比叡山の僧・金亀和尚が宇佐神宮にこもって神託を得たことをきっかけに八幡神を迎えたと伝わり、その後は朝廷や源氏、大友氏ら武家の崇敬を受けてきました。長い参道を登ると精緻な彫刻で飾られた南大門が現れ、その脇には樹齢三千年ともいわれる大楠が根を張ります。朱色が映える八幡造の本殿など社殿10棟は国の重要文化財で、近年は保存修理も進められています。回廊で靴を脱ぎ、正座して拝礼する古式の参拝作法も残っており、秋の仲秋祭では大分市中心部の浜の市がにぎわいます。
見どころ
- 大楠: 南大門の西側にそびえる樹齢3,000年以上とされる御神木で、国の天然記念物。幹の下部は大人十数人が入れるほどの空洞になっている。
- 南大門(日暮門): 長い参道の途中に建つ門で、一日見ていても飽きないとされるほど彫刻が施されている。
- 社殿群: 二棟を連ねた朱塗りの八幡造の本殿をはじめ、社殿10棟が国の重要文化財。回廊で履物を脱ぎ、拝殿前に正座して参拝する作法が残る。
- ホルトの木: 大友氏の時代にポルトガル人がもたらしたと伝わる木で、大分市の銘木。
- 幸運の扇石: 参道の石畳に埋め込まれた2枚の扇形の石で、踏むと願いが叶うといわれる。
参拝の案内
- 住所
- 〒870-0808 大分県大分市大字八幡987
- アクセス
- JR大分駅から大分交通バス「柞原」行きで約35分、終点「柞原」下車、徒歩約5分
- JR西大分駅から大分交通バス「柞原」行きで約10分、終点下車徒歩約5分(徒歩なら約60分)
- 車: 東九州自動車道 大分ICから約15分
- 駐車場
- あり 無料・通常約50台。正月は臨時駐車場を含めて増設(媒体により100台/300台と記載が分かれる)
- 参拝時間
- 境内参拝自由。授与所8:30〜16:30、祈願受付8:30〜16:00。年始は1月1日0:00〜19:00頃、1月2〜3日7:00〜18:00頃
- 御朱印
- 確認中 受付8:30〜16:30。初穂料500〜1,500円(種類により異なる)。月ごとの御朱印(「2月朱印」「9月朱印」等)の案内が公式サイトにある
- 御朱印帳
- オリジナルの朱印帳の授与あり(公式サイトの授与品に写真掲載。デザイン・初穂料の記載なし)
由緒・信仰
- ご祭神
- 応神天皇(誉田別命)・仲哀天皇(帯中日子命)・神功皇后(息長帯比女命)
- 社格など
- 豊後国一宮・旧国幣小社・神社本庁の別表神社
- 創建
- 天長4年(827)、延暦寺の僧・金亀和尚が宇佐神宮に参籠中に神告を受け、柞原山に八幡神を勧請したのが始まりと伝わる。承和3年(836)に勅命により社殿が造営されたとされる
- 主な行事
- 例大祭(毎年3月15日)
- 夏越祭(毎年7月31日)
- 武内大神渡御祭(毎年9月1日〜7日)
- 仲秋祭・浜の市(毎年9月中旬。2024年は9月14日〜17日)
- 新嘗祭(毎年11月23日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(9件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。