大分市の南部、本宮山のふもとに鎮座する豊後国一宮で、延喜式では豊後国で唯一の大社に数えられた古社です。神功皇后が山頂に白旗を立てたという伝承の地に、武内宿禰が祠を建てたのが始まりとされ、本宮山そのものを神の山としてあがめる信仰から生まれた神社と考えられています。天照皇大御神・月読尊・天忍穂耳命の三柱をまとめて西寒多大神と呼び、中世には大友氏の崇敬を受けました。参道の入口に架かる江戸末期の石橋・万年橋は低い弧が美しい太鼓橋で、境内には樹齢450年を超えるヤマフジがあり、5月のふじまつりの頃は紫の花房を目当てに多くの人が訪れます。
見どころ
- 万年橋(大分県指定有形文化財):参道入口の寒田川に架かる文久2年(1862)竣工の石造単アーチ橋。路面も緩やかに反る太鼓橋で、アーチが低いのが特徴
- ヤマフジ(大分市指定天然記念物):樹齢450年以上とされる藤で、5月初めのふじまつりの頃に見ごろを迎える
- 神庫(大分市指定有形文化財):本殿右に立つ明治19年造営の入母屋の校倉造
- 西寒多神社の森:大分県指定特別保護樹林・大分市指定名木(樹林の部)
- 奥宮 本宮神社:創祀の地と伝わる本宮山頂にあり、境内から片道約2時間
参拝の案内
- 住所
- 〒870-1123 大分県大分市寒田1644番地
- アクセス
- JR大分駅前3・4・5番のりばから大分バス(寒田・ふじが丘行き、光吉・ふじが丘行き)で約30分、「ふじが丘南」下車 徒歩約15分
- JR豊肥本線「敷戸駅」から徒歩約30分
- 車:大分自動車道 光吉ICから約10分、大分駅から約30分
- 参拝時間
- 受付時間 9:00〜16:30(社頭での祈願受付は16:00まで、お守り・御朱印は16:30まで)
- 御朱印
- 確認中 御朱印の授与は16:30まで(公式)。初穂料・直書き/書き置きの別は公式で確認できず
由緒・信仰
- ご祭神
- 西寒多大神(天照皇大御神・月読尊・天忍穂耳命の総称)。相殿に応神天皇・神功皇后・武内宿禰
- 社格など
- 式内社(大社)・豊後国一宮(論社)・旧国幣中社・神社本庁別表神社
- 創建
- 神功皇后が三韓からの帰途に西寒多山(本宮山)に白旗を立て、のち応神天皇9年4月に武内宿禰が山上に祠を建てたのが始まりと伝わる。臼杵市の西寒田神社を本祠とし、応永15年(1408)に大友親世が現在地へ遷したとする説もある
- 主な行事
- 例祭(4月15日)
- ふじまつり(5月3日〜5日)
- 厄除星祭(2月1日〜3日)
- 夏越祭(7月最終日曜)
- 御神衣祭(33年ごと)・神幸大祭(3年ごと)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。