上越市五智、国分寺の裏手に鎮座する越後国一宮です。大国主命と、糸魚川地方の姫神として知られる奴奈川姫命などを祀り、『延喜式』にも名が見える古社で、歴代の国司から保護を受けてきました。もとは北西の海岸近くの身輪山にありましたが、江戸末期に海岸の浸食で社地が崩れ、明治初めに今の場所へ移りました。戦国期の兵火や明治の火災にもたびたび見舞われ、現在の本殿は平成20年に建てられた新しいものです。流罪となった親鸞が越後に上陸して最初に参拝したと伝わり、境内の葦が片側だけに葉をつけたという「片葉の葦」は越後七不思議に数えられます。鎌倉期とみられる木造狛犬や中世文書も伝わり、市の文化財に指定されています。
見どころ
- 親鸞ゆかりの片葉の葦: 承元元年(1207)に流罪となった親鸞が上陸後に参拝したと伝わり、境内の葦が片側だけに葉をつけた「越後七不思議」の一つとして知られる。
- 平成の社殿: 明治35年(1902)の火災で社殿を失ったのち、仮殿の時代を経て平成20年(2008)に本殿が新たに造営された。
- 木造狛犬: 鎌倉時代の作と推定される木造の狛犬が伝わり、上越市の文化財に指定されている。
- 居多神社文書: 中世以来の古文書群で上越市指定文化財。年に一度公開されるとされる。
参拝の案内
- アクセス
- えちごトキめき鉄道・JR「直江津駅」から徒歩約25分
- 直江津駅から頸城バスで約5分、「国分寺裏門」下車すぐ
- 車: 北陸自動車道「上越IC」から約6.6km(約20分)
- 駐車場
- あり 無料 約30台(新潟県観光協会・旅行ガイド)
- 拝観料など
- 境内参拝は無料(観光協会の案内に料金の記載なし)
- 御朱印
- 確認中 公式サイト・観光資料・参拝記録とも御朱印の案内を確認できなかった
由緒・信仰
- ご祭神
- 大国主命・奴奈川姫命・建御名方命(資料により事代主命を加えた4柱)
- 社格など
- 越後国一宮(を称する)、式内社(小社)、旧県社
- 創建
- 創建年は不詳。神代からの古跡と伝わる。『延喜式』神名帳に記載
- 主な行事
- 例祭(毎年5月3日)
- 大祭(毎年8月19日・20日)
- 新嘗祭(毎年11月23日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(3件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。