糸魚川駅から歩いて行ける市街地に鎮座し、越後国一宮を称する古社です。天孫の瓊々杵尊を中心に天児屋根命・太玉命をまつり、伝承では景行天皇の時代に創建され、後に孝徳天皇の勅願所になったとされます。江戸幕府からは朱印地を受け、旧糸魚川町の各町の産土神として信仰されてきました。境内には、この地に住み、大国主の求婚を受けたと神話に語られる奴奈川姫命をまつる奴奈川神社があります。毎年4月の春大祭は、2基の神輿が激しくぶつかり合う「けんか祭り」として知られ、あわせて奉納される稚児の舞楽は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
見どころ
- 天津神社舞楽(国の重要無形民俗文化財「糸魚川・能生の舞楽」):「稚児の舞」とも呼ばれ、春の例祭で奉納される
- 境内社 奴奈川神社:かつて沼川郷と呼ばれたこの地に住んだという奴奈川姫命をまつる式内社論社で、八千矛命(大国主)が姫のもとを訪れた神話が伝わる
- 木造奴奈川姫神像(県指定文化財):平安時代後期の作とされる神像
- 本殿(糸魚川市指定文化財)と随神像:本殿のほか天津社・奴奈川社の随神像や大懸仏も市の文化財に指定されている
参拝の案内
- アクセス
- JR西日本 北陸新幹線・えちごトキめき鉄道「糸魚川駅」から徒歩約10分
- 車:北陸自動車道 糸魚川ICから約10分
- 駐車場
- 確認中 けんか祭りの際は臨時駐車場が設けられるとする情報があるが、常設駐車場の有無・台数は確認できず。資料によって「500台無料」「なし」と食い違う
- 混雑する時期
- 4月10日・11日の春大祭(糸魚川けんか祭り)。2基の神輿が境内でぶつかり合い、舞楽も奉納される。臨時駐車場は台数が限られ、公共交通の利用が呼びかけられている
由緒・信仰
- ご祭神
- 天津彦々火瓊々杵尊(中央)・天児屋根命・太玉命
- 社格など
- 式内社(大神社)論社・越後国一宮を称する・旧県社
- 創建
- 景行天皇の時代の創建と伝えられ、孝徳天皇の勅願所であったとも伝わる
- 主な行事
- 春大祭(糸魚川けんか祭り。4月10日・11日。押上区と寺町区の神輿が境内でぶつかり合い、舞楽を奉納)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(2件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。