神社とお寺のおまいり帖

地図 / 島根県

神社隠岐国一宮

水若酢神社

みずわかすじんじゃ

隠岐諸島の島後、旧五箇村の郡地区に鎮まる隠岐国の一宮です。まつられている水若酢命は、隠岐の島々を開き、日本海の守りにあたった神と伝わります。社伝では、神は海から伊後の浜に上がり、白い鳥に導かれて土地を移ったのち、江戸時代に今の場所へ落ち着いたとされます。平安時代の延喜式では名神大社に数えられ、隠岐でもっとも格式の高い社として敬われてきました。黒松に囲まれた境内の奥に建つ本殿は寛政7年の建築で、茅葺きの大屋根を持つ隠岐造という独特の形式を伝え、国の重要文化財に指定されています。社殿の周囲には古墳が点在し、古くからこの地が島の中心だったことがうかがえます。偶数年の5月3日の例大祭では、子どもたちが山車を曳き流鏑馬も行われ、隠岐を代表する祭りとして多くの人が集まります。

見どころ

  • 隠岐造の本殿: 寛政7年(1795年)に建てられた茅葺き・切妻造・妻入の本殿で、隠岐独特の様式を伝える。国の重要文化財で、拝殿の横から眺めると形がよく分かる。
  • 黒松の杜と大鳥居: 境内は黒松に囲まれ、参道入口には昭和47年に完成した大鳥居が立つ。
  • 随神門と拝殿: 文化8年(1811年)の随神門、大正元年(1912年)の拝殿が本殿の手前に並ぶ。
  • 水若酢神社古墳群: 社殿のまわりに古墳時代後期の古墳が残り、1号墳は全長約11mの横穴式石室を持つ隠岐最大級のもの。
  • 相撲の土俵: 境内に土俵があり、約20年ごとの本殿屋根の葺き替えの際に、隠岐古典相撲が奉納される。

参拝の案内

住所
島根県隠岐郡隠岐の島町郡723
アクセス
  • 西郷港(隠岐ポートプラザ)から隠岐一畑交通バス五箇方面行きで約40分、「水若酢神社前」下車、徒歩約3分(本数は少なめ)
  • 車: 西郷港から約14.5km(約25分)
駐車場
あり 無料駐車場20台(旅行情報サイト、2026年6月更新の記事による)
参拝時間
境内自由(旅行情報サイトの記載)
御朱印
確認中 授与の有無・時間・初穂料は確認できず。神社の電話は 08512-5-2123。

由緒・信仰

正式名称
水若酢神社
ご祭神
水若酢命(相殿に鈴御前・中言神)
社格など
式内社(名神大社)・隠岐国一宮・旧国幣中社・神社本庁の別表神社
創建
崇神天皇の代、または仁徳天皇の代の創建と伝わる。古文書の多くが中世に失われ、詳しいことは分かっていない。
主な行事
  • 例大祭(5月3日。偶数年は祭礼風流として山曳き神事・流鏑馬などを行う。島根県指定無形民俗文化財)
  • 祈年祭(2月17日)
  • 中祭(6月16日)
  • 新嘗祭(11月3日)
  • 御座更祭(11月6日)・御座入祭(12月6日)
参考にした資料(3件・2026-10-16確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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