対馬の玄関口・厳原の町の中心に鎮座する八幡宮で、背後には清水山がそびえます。神功皇后が朝鮮半島からの帰途にこの山で神々を祀ったことが始まりとされ、飛鳥時代に天武天皇の命で山麓に社殿が設けられたと伝えられます。応神天皇・神功皇后・仲哀天皇などを祀り、江戸時代には対馬藩主をはじめ島の人々の崇敬を集め、北部の木坂の八幡宮に対して下津八幡宮とも呼ばれました。大きな鳥居と石段の先に楼門と拝殿が構える落ち着いた境内で、厳原港から歩いて訪ねられます。旧暦8月15日の大祭では、中世に起源をもつ巫女神楽「命婦の舞」が奉納され、神輿の行列が港へと練り歩きます。
見どころ
- 大鳥居と石段: 厳原の町なかで目印になる大きな鳥居をくぐり、石段を上ると楼門の先に拝殿が見える。
- 社殿: 流造の本殿と拝殿、楼門・神門が清水山の東麓に並ぶ。
- 境内社: 平神社・宇努刀神社・天神神社などが境内に祀られている。
- 清水山城跡: 神社の背後の清水山には、文禄・慶長の役の際に築かれた国史跡の山城跡があり、城下町の歴史とあわせて巡れる。
参拝の案内
- 住所
- 〒817-0013 長崎県対馬市厳原町中村字清水山645-1
- アクセス
- 厳原港から徒歩約10分(厳原の中心街、国道382号沿い)
- 駐車場
- あり 境内入口に有料駐車場があり、参拝者は無料で利用できるとの参拝者の記録あり(2022年12月)。台数・料金は未確認
- 御朱印
- 確認中 社務所で授与。無人のときも声をかけると対応してもらえたという参拝者の記録あり(2020年2月・2023年3月、4travel口コミ)。初穂料・受付時間は未確認公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
由緒・信仰
- ご祭神
- 応神天皇・神功皇后・仲哀天皇・姫大神・武内宿禰
- 社格など
- 旧県社。式内社(名神大社)・対馬国一宮の論社の一つ
- 創建
- 神功皇后が三韓征伐の帰途に清水山で天神地祇を祀ったのが起源とされ、天武天皇6年(677)に勅命で清水山の麓に社殿を造り八幡神を祀ったと伝わる
- 主な行事
- 大祭(例祭。旧暦8月15日、例年9月。巫女神楽「命婦の舞」の奉納と、3基の神輿が厳原港へ向かう神幸式)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(6件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。