神社とお寺のおまいり帖

地図 / 佐賀県

神社肥前国一宮

千栗八幡宮

ちりくはちまんぐう

佐賀県東部、筑後川を見下ろす千栗の丘に鎮座する肥前国一宮で、応神天皇と両親の仲哀天皇・神功皇后を祀る八幡宮です。奈良時代に郡司の壬生春成が八幡神のお告げを受け、千本の栗が生えた地に社を建てたのが始まりと伝わり、平安時代には宇佐神宮の別宮として朝廷からも重んじられました。戦国期には兵火で社殿を失いましたが、龍造寺氏や鍋島氏の手で再興され、鍋島直茂が奉納した石の鳥居が今も表参道に立ちます。国道から続く長い石段は、柔道の古賀稔彦選手がトレーニングに通ったことで知られます。3月のお粥試は、神前に納めた粥のカビで一年の天候や作柄を占う珍しい神事です。

見どころ

  • 国道から見上げる表参道の長い石段は、バルセロナ五輪柔道金メダリストの古賀稔彦が鍛錬した「栄光への石段」として知られる。
  • 慶長14年(1609年)に佐賀藩祖鍋島直茂が奉納した石造の肥前鳥居(みやき町指定文化財)。
  • 平安時代には宇佐神宮の別宮(五所八幡別宮の一つ)として朝廷から崇敬された。
  • 境内社の武雄神社は「手足の神様」として信仰され、木札を患部に当てて回復を祈る習わしがある。
  • 創建の故事にちなむオカメインコの「オカメちゃん」が名誉広報部長を務め、関連の授与品や御朱印がある。

参拝の案内

住所
〒849-0111 佐賀県三養基郡みやき町白壁2415
アクセス
  • 九州新幹線・JR鹿児島本線「久留米駅」または西鉄天神大牟田線「西鉄久留米駅」から西鉄バス(佐賀バスセンター行き・40番系統)で「千栗八幡宮前」下車すぐ
  • タクシーはJR久留米駅から約10分、西鉄久留米駅から約25分
  • 車は長崎自動車道「鳥栖IC」から国道34号経由、「村田町」交差点を左折
駐車場
あり 表参道の石段下の駐車場と、社殿裏手の駐車場あり(石段を上るのが難しい人は裏手を推奨)。台数・料金は公式に記載なし
拝観料など
参拝無料
御朱印
確認中 七夕祭など季節限定御朱印や、特別御朱印『オカメちゃん』『御神幸行列浮立』(各800円、書き置きに日付を記入)を頒布。通常御朱印の初穂料・受付時間・直書きの可否は公式に記載なし
混雑する時期
  • 例年12月末から1月中ごろは、神社周辺の狭い道が大変混み合い、駐車にも時間がかかる
  • 例祭日(9月の秋季大祭・御神幸)も周辺道路が混雑する

由緒・信仰

正式名称
千栗八幡宮
ご祭神
應神天皇、仲哀天皇、神功皇后(配神 難波皇子・宇治皇子・住吉明神・武内宿禰)
社格など
肥前国一宮/旧国幣小社/神社本庁 別表神社
創建
神亀元年(724年)、肥前国養父郡司の壬生春成が八幡神の神託を受け、千本の栗が生えた地に創建したと伝わる
ご利益
家内安全開運厄除安産学業成就・合格方位除交通安全商売繁盛手足の病の回復(境内社 武雄神社)
主な行事
  • お粥試(3月15日。2月26日に炊いた粥のカビの様子で四か国の作柄を占う)
  • 名越祭(8月1日、茅の輪くぐり)
  • 例大祭・放生会(9月15日)
  • 御神幸・行列浮立(例大祭に近い日曜日)
  • お火焚き神事(12月31日)
参考にした資料(8件・2026-10-16確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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