国東半島の付け根、御許山のふもとに広がる杜に鎮まる、全国に四万社あまりある八幡宮の総本宮です。奈良時代の初めに一之御殿が建てられたのが始まりとされ、古くは伊勢の神宮と並ぶ皇室の宗廟として重んじられました。奈良時代末には皇位をめぐる神託で政治の表舞台にも登場しています。小高い亀山の上に上宮、ふもとに下宮があり、上宮に並ぶ三つの国宝本殿は前後二棟を連ねた八幡造で、朱色の柱と白壁の対比が見事です。中世までは境内に神宮寺の弥勒寺が建ち、神と仏をともに祀る信仰の先がけとなった地でもあり、今も礎石が残ります。西参道の屋根付きの呉橋、樹齢を重ねた大楠、宝物館の神宝など、広い境内を歩いて巡る見どころが尽きません。
見どころ
- 上宮の本殿三棟(国宝): 幕末に建てられた朱塗りの社殿で、切妻屋根の建物を前後に二つつないだ「八幡造」の代表例です。
- 呉橋: 西参道に架かる屋根付きの朱塗りの橋で、大分県指定有形文化財。扉は10年に一度の勅使参向に合わせて開かれます。
- 大楠: 上宮の祈祷殿の手前にそびえる、樹齢約800年とされる御神木です。
- 宝物館: 国宝「孔雀文磬」をはじめ神宮に伝わる宝物を収め、季節ごとに企画展も開かれます。
- 弥勒寺跡と境内: 神仏習合の時代に一体だった神宮寺の礎石が残り、境内全体が国の史跡に指定されています。
参拝の案内
- 住所
- 〒872-0102 大分県宇佐市南宇佐2859
- アクセス
- JR日豊本線「宇佐駅」からバス(大分北部バス 四日市方面)で約10分、「宇佐八幡」バス停下車。タクシーも可(約4km)
- 大分空港からリムジンバス(中津・宇佐・豊後高田方面)で「宇佐八幡」バス停下車、タクシーなら約1時間
- 車は東九州自動車道「宇佐IC」から国道10号(別府方面)へ約6km・約15分
- 駐車場
- あり 御本殿周辺には駐車場なし。周辺に有料駐車場が複数(八幡駐車場 普通車400台・普通車500円/大型・中型2,000円、タイムズ宇佐神宮表参道駐車場 180台・500円、外苑駐車場 150台など)。呉橋横に参拝者専用駐車場あり(夜間不可・閉鎖時間あり)。初詣期間は交通規制あり
- 参拝時間
- 上宮の開門は6:00〜18:00(正月期間を除く)。祈願祭の受付は9:00〜16:00。宝物館は10:00〜15:00(月・火曜休館、展示替え等で臨時休館あり)
- 拝観料など
- 参拝は無料。宝物館は入館料が必要(大人300円・中高生200円・小学生100円との情報あり。最新額は未確認)
- 御朱印
- 直書きOK 総合案内所(御朱印受付所)の角授与所などで受付。朱印の記帳代は500円。上宮西大門の閉門中は下宮授与所で受付。混雑時は書き置きになる場合あり(第三者資料)。受付時間は未確認
- 御朱印帳
- 宇佐宮御祓会絵図を模した朱色・紺色と、御神紋をイメージした白色の3種(初穂料2,500円、記帳代500円は別)
- 混雑する時期
- 初詣の時期は周辺道路・駐車場がかなり混む
- 7月下旬の夏越祭り(御神幸祭)や10月の仲秋祭など大きな祭事の日も道路・駐車場が混み合う
比較的すいている時: 平日の午前中、特に開門直後。早朝や夕方も人が少ない
由緒・信仰
- ご祭神
- 八幡大神(応神天皇)・比売大神(宗像三女神)・神功皇后
- 社格など
- 式内社(名神大社)・豊前国一宮・旧官幣大社・勅祭社・神社本庁別表神社。全国の八幡宮の総本宮
- 創建
- 神亀2年(725)に一之御殿が造営されたと伝わる
- 主な行事
- 例祭(宇佐祭、3月18日)
- 御神幸祭(7月下旬の金・土・日曜)
- 仲秋祭(10月の土・日・月曜)
- 新嘗祭(11月23日)
- 勅使祭・臨時奉幣祭(10年に一度)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。