奈良盆地の東にそびえる三輪山を御神体とする大和国一宮で、日本最古級の神社の一つとされます。拝殿の奥には本殿がなく、三ツ鳥居を隔てて山そのものを拝む形が守られており、社殿ができる以前の神まつりの姿を伝えています。祭神の大物主大神は記紀の国造りの物語にも登場し、農業や醸造、疫病除けの神として古くから信仰されてきました。酒の神としても名高く、毎年11月には醸造の安全を祈る酒まつりが営まれます。摂社の狭井神社からは許可を得て三輪山に登ることができますが、観光ではなく参拝として、定められた作法を守ることが求められます。
見どころ
- 本殿を持たず、拝殿の奥の三ツ鳥居を通して三輪山そのものを神体として拝む、古い祭祀の形を今に伝える
- 寛文4年(1664)に徳川家綱が再建した拝殿と、拝殿奥の三ツ鳥居はいずれも国の重要文化財
- 摂社・狭井神社は病気平癒の信仰を集め、三輪山登拝の受付もここで行う
- 元伊勢の一つとされる檜原神社や、酒の神を祀る活日神社など、山麓に点在する摂末社
参拝の案内
- アクセス
- JR万葉まほろば線(桜井線)「三輪駅」から拝殿まで徒歩約10分
- 桜井駅〜大神神社間の路線バスは2026年3月末で運行終了(臨時バス・シャトルバスの運行は公式サイトで案内)
- 駐車場
- あり 参拝者用の無料駐車場あり(約320台とされる。ホトカミの記載)。神社は公共交通機関での参拝を呼びかけている
- 参拝時間
- 境内参拝の時間は公式に記載なし。授与所9:00〜17:00(12〜2月は16:30まで)、参集殿7:00〜17:30、ご祈祷受付9:00〜16:00(12〜2月は15:30まで)。正月・お朔日・日曜祝日は変更あり
- 拝観料など
- 参拝無料。三輪山登拝は摂社・狭井神社で受付(登拝料は公式に記載なし。参拝者情報では300円)
- 御朱印
- 直書きOK 授与所で授与。「大和国一之宮 大神神社」の御朱印のほか、拝殿にちなむ御朱印がある(参拝者記録)。御朱印帳への書き入れあり、郵送対応なし。初穂料・受付時間は公式に記載なし公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- オリジナル御朱印帳の授与あり(内容・価格は未確認、ホトカミ)
- 混雑する時期
- 正月(元日未明の繞道祭に始まり、正月は授与所の時間が社頭の状況で変わることがある)
- 毎月1日(お朔日参り)や日曜・祝日も授与時間が変わることがある
- 境内の久延彦神社は受験生・就活生の参拝が多い
由緒・信仰
- 社格など
- 旧官幣大社・神社本庁の別表神社。大和国一宮、式内社(名神大社)、二十二社
- 創建
- 創建の時期は不詳。記紀には、国造りを進めていた大国主神の前に現れた神が大和の東の山に祀るよう求め、三輪山に大物主神を祀ったのが始まりと記される
- ご利益
- 家内安全交通安全身体健康病気平癒商売繁盛安産厄除け心願成就縁結び入試合格災難除け
- 主な行事
- 例祭・大神祭(毎年4月9日)
- 鎮花祭(毎年4月18日)
- 醸造安全祈願祭「酒まつり」(毎年11月14日)
- 繞道祭(元日未明)
- 菊花奉納展(10月上旬〜11月中旬)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。