神社とお寺のおまいり帖

地図 / 和歌山県

神社紀伊国一宮

丹生都比売神社

にうつひめじんじゃ

高野山の麓、標高約450mの天野盆地に鎮まる紀伊国一宮です。主祭神の丹生都比売大神は天照大御神の妹神とされ、魔除けの力を持つ丹(朱)をつかさどり、紀の川流域に農耕や機織りを伝えたと伝えられます。弘法大師が密教の道場を求めて歩いた際、御子神が白と黒の犬を連れた狩人の姿で現れて大師を導き、大神が高野山の地を授けたという伝承から、高野山の総鎮守として仰がれてきました。鎌倉時代には元寇の国難を退けた神威により一宮と定められたとされます。朱塗りの輪橋の先に建つ本殿や楼門は世界遺産の構成資産で、境内では伝説にちなむご神犬にも会うことができます。

見どころ

  • 朱塗りの大きな太鼓橋「輪橋」。慶長年間に淀殿が寄進したと伝わり、参道の顔となっている
  • 本殿4棟と楼門は国の重要文化財で、境内は世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産(国史跡)
  • 空海を高野山へ導いたという白黒2頭の犬の伝説にちなむ「ご神犬」。毎月16日に公開される
  • 高野山へ続く参詣道・町石道や三谷坂の途中にあり、標高約450mの天野盆地ののどかな里に鎮まる
  • 国宝の銀銅蛭巻太刀拵をはじめとする社宝

参拝の案内

住所
〒649-7141 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
アクセス
  • JR和歌山線「笠田駅」からかつらぎ町コミュニティバスで約30分「丹生都比売神社前」下車(1日5〜6往復、12月31日〜1月3日運休)
  • 笠田駅からタクシーで約15分
  • JR和歌山線「妙寺駅」から参詣道「三谷坂」を徒歩約2時間(トレッキングの装備が必要)
駐車場
あり 無料の第一・第二駐車場で合計約60台。大型バスは第一駐車場(要事前連絡)。正月は臨時駐車場(約27台)を開設
参拝時間
境内は基本的にいつでも参拝可。御朱印・お守りの受付8:45〜16:30、ご祈祷受付9:00〜15:00(祭典などで変更あり)
拝観料など
無料
御朱印
直書き・書き置き 8:45〜16:30に受付。御朱印帳への直書き・書き置きの両方に対応(祭典時などは書き置きのみの場合あり)。2026年7月26日から、ご神犬すずひめ・大輝と境内の鳥瞰図を描いた「みちびきのご神犬」御朱印を授与。郵送不可。初穂料は公式に記載なし

由緒・信仰

正式名称
丹生都比売神社(天野大社)
ご祭神
丹生都比売大神(第一殿)・高野御子大神(第二殿)・大食津比売大神(第三殿)・市杵島比売大神(第四殿)
社格など
旧官幣大社・神社本庁の別表神社。紀伊国一宮、式内社(名神大社)
創建
1700年以上前の創建と伝わる(創建年代は不詳)。丹生都比売大神は紀の川流域を巡って農耕や機織りを広めた後、この天野の地に鎮まったとされる
ご利益
厄除け魔除け必勝合格縁結び安産
主な行事
  • 例祭(毎年10月16日)
  • 御田祭(1月第3日曜。和歌山県指定無形民俗文化財)
  • 花盛祭(4月)
  • 月次祭とご神犬公開(毎月16日)
公式サイト
niutsuhime.or.jp
参考にした資料(6件・2026-10-16確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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