京都の鴨川と高野川が合流する三角州に鎮座する古社で、正式名は賀茂御祖神社です。上賀茂神社の祭神の母である玉依媛命と祖父の賀茂建角身命を祀ることから「御祖」の名があり、古くから山城国一宮として朝廷の崇敬を受けてきました。社殿へと続く参道は糺の森と呼ばれる広大な森に包まれ、市街地とは思えない静けさが広がります。東西の本殿は国宝、ほかにも多くの社殿が重要文化財に指定され、世界遺産の構成資産でもあります。5月の葵祭は京都三大祭の一つで、ほかにも流鏑馬神事や夏の御手洗祭など季節ごとの神事が続きます。特別拝観では神饌を整えた大炊殿も見学できます。
見どころ
- 東西の本殿は国宝。楼門や舞殿をはじめ多くの社殿が国の重要文化財で、ユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」の一つ。
- 境内に広がる約12万4,000㎡の糺の森は、原生林の面影を残す森として国の史跡。
- 神様の台所とされた大炊殿(重要文化財)と井戸屋形を特別拝観で見学できる。
- 御手洗池と御手洗社。夏の御手洗祭では池に足をひたして無病息災を祈る。
- 摂社の河合神社には鴨長明ゆかりの方丈の庵が復元されている。
参拝の案内
- 住所
- 〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
- アクセス
- 京阪本線・叡山電鉄「出町柳駅」から徒歩約12分
- 京都駅から市バス4・205系統「下鴨神社前」または「糺ノ森前」下車
- 地下鉄烏丸線「北大路駅」から市バス1・205系統「下鴨神社前」または「糺ノ森前」下車
- 駐車場
- あり 西駐車場。24時間(祭典により変更あり)、最初の1時間500円、以降30分ごと300円、最大料金なし。高さ制限2.3m、キャンピングカー不可。台数は公式に記載なし。公式は公共交通機関の利用を推奨
- 参拝時間
- 楼門内 6:30〜17:00、河合社 6:30〜16:30(神事等で変更あり)。大炊殿など特別拝観 10:00〜16:00
- 拝観料など
- 境内参拝は無料。大炊殿・御車舎の特別拝観は大人1,000円(中学生以下無料)
- 御朱印
- 直書きOK 社殿背面の御朱印所で授与(鴨河合坐小社宅神社=河合神社の分は河合神社授与所)。賀茂御祖神社のほか相生社・御手洗社など計6種類。500円(ホトカミ情報)。特別御朱印『光琳の梅』や年ごとの限定御朱印あり。受付時間は資料により9:00〜16:00/〜17:00と異なる公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- 双葉葵・菊・藤の文様の御朱印帳(白・ピンク・紺の3色)、御朱印料込み2,000円(ホトカミ情報)
- 混雑する時期
- 7月下旬の御手洗祭(みたらし祭。2026年は7月18日〜30日、9時〜20時)。神社が混雑緩和のため公共交通での来場を呼びかけ、駐車場は満車で入れないこともある
- 5月15日の葵祭。行列が参道を通り、参道に有料観覧席が設けられる
由緒・信仰
- 社格など
- 式内社(名神大社)・山城国一宮・二十二社/旧官幣大社・勅祭社/神社本庁 別表神社
- 創建
- 神武天皇の代に御蔭山へ祭神が降臨したと伝わる。天武天皇6年(677年)に社殿造営の記録あり
- ご利益
- 縁結び(相生社)美麗(河合神社)無病息災(御手洗祭)
- 主な行事
- 御粥祭(1月15日)
- 流鏑馬神事(5月3日)
- 御蔭祭(5月12日)
- 賀茂祭・葵祭(5月15日)
- 御手洗祭(7月の土用の丑の日前後)
- 名月管絃祭(9月)
- 御火焚祭(11月下旬)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(6件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。