京都市街の北、賀茂川の上流に広がる古社で、正式には賀茂別雷神社といいます。雷の力をもつ若い神・賀茂別雷大神が背後にそびえる神山に降り立ったと伝わり、7世紀後半には社殿が整えられました。平安遷都の後は都を守る神として朝廷の厚い崇敬を受け、山城国の一宮とされました。境内は世界遺産に登録され、国宝の本殿・権殿をはじめ数多くの社殿が重要文化財に指定されています。細殿の前に並ぶ二つの円錐形の立砂は、神山を写した独特の景観です。5月の葵祭や賀茂競馬など、平安時代から続く祭礼が今も受け継がれ、王朝文化の香りを身近に感じられます。
見どころ
- 細殿の前に盛られた一対の円錐形の「立砂」は、神が降り立った神山をかたどったもので、清めの砂や盛り塩の起こりともいわれる。
- 文久3年(1863年)に建て替えられた本殿と権殿は国宝。楼門・細殿・舞殿(橋殿)など多くの社殿が重要文化財で、境内全体が世界遺産「古都京都の文化財」に含まれる。
- 国宝本殿特別参拝では、神職の案内で普段は入れない中門の内側まで進み、本殿・権殿の前で参拝できる。
- 社殿の金具や神紋に使われる二葉葵は、神と人を結ぶ植物として大切にされ、境内の杜にも群生している。
参拝の案内
- 住所
- 〒603-8047 京都府京都市北区上賀茂本山339
- アクセス
- JR京都駅・地下鉄北山駅・京阪出町柳駅から市バス4系統(上賀茂神社行)で「上賀茂神社前」下車すぐ
- 阪急大宮駅から市バス46系統で「上賀茂神社前」下車すぐ
- JR京都駅から市バス9系統、地下鉄北大路駅から市バス37系統で「上賀茂御薗橋」下車、徒歩約5分
- 地下鉄北大路駅から市バス北3系統で「御薗口町」下車、徒歩約3分
- 地下鉄烏丸線「北大路駅」「北山駅」から徒歩約25分
- 駐車場
- あり 参拝者用駐車場あり(台数記載なし)。通常6:00〜22:00は30分200円(境内維持管理協力金)、出庫24時間可。節分前後など繁忙日は1回1,000円(入庫9:00〜16:00)。観光バス駐車場もあり
- 参拝時間
- 楼門・授与所 8:00〜16:45。国宝本殿特別参拝は10:00〜16:00(春・秋の特別期間は9:00〜)
- 拝観料など
- 境内参拝は無料。国宝本殿特別参拝は初穂料大人500円(中学生以下の同伴家族は無料)、春・秋の特別期間は大人1,000円・中高生500円、夏の「京の夏の旅」期間は大人800円・小学生400円
- 御朱印
- 確認中 細殿に向かって左側の朱印受付で、本社「賀茂別雷神社」の御朱印(300円)。摂社・新宮神社の御朱印(300円、書き置き)は同社が開く毎月第2・第4日曜の10:00〜16:00のみ。いずれもホトカミ掲載情報(2020年12月更新)公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- 濃紺地に金箔押しで細殿と立砂、裏に双葉葵を配した御朱印帳(16×11cm、1,000円。ホトカミ掲載情報)
- 混雑する時期
- 年末年始は駐車場が「繁忙日」扱いになる(公式アクセス案内)
- 行事のある土日祝も混雑が見込まれ、駐車場が繁忙日扱いになる(公式)
- 七五三シーズンの土日祝は混み合うと公式が案内
由緒・信仰
- 社格など
- 式内社(名神大社)・山城国一宮・二十二社。旧官幣大社。神社本庁 別表神社・勅祭社
- 創建
- 神代に本殿北北西の神山へ祭神が降臨したと伝わる。天武天皇6年(677年)に社殿が造営された
- ご利益
- 厄除方除災難除け交通安全学業成就安産縁結び必勝
- 主な行事
- 武射神事(1月16日)
- 賀茂曲水宴(4月第2日曜日)
- 賀茂競馬(5月5日)
- 賀茂祭・葵祭(例祭、5月15日)
- 烏相撲(9月9日)
- 笠懸神事(10月)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(9件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。