東海道と下田街道が交わる三島の町の中心に鎮まる伊豆国一宮です。山の神である大山祇命と、恵比須様とも同一視される事代主神をまつり、二柱あわせて「三嶋大明神」と呼ばれてきました。伊豆に流されていた源頼朝が源氏再興を祈ったことで名高く、挙兵の成功後には社領が寄せられ、以後も武家の厚い信仰を受けました。幕末に再建された本殿・幣殿・拝殿は国の重要文化財に指定され、境内には樹齢千年を超えるキンモクセイや神池、桜並木が広がります。宝物館では北条政子奉納と伝わる国宝の手箱の模造品も公開。8月の夏祭りでは流鏑馬や手筒花火が行われ、町全体がにぎわいます。参拝後は名物の縁起餅「福太郎」でひと休みするのもおすすめです。
見どころ
- 本殿・幣殿・拝殿は慶応2年(1866)竣工の大規模な社殿で、国の重要文化財。細やかな彫刻も見ものです。
- 境内のキンモクセイは樹齢1200年を超えるとされる国の天然記念物で、9月頃に年2回花を咲かせ香りが境内に満ちます。
- 宝物館では北条政子が奉納したと伝わる国宝「梅蒔絵手箱」の精巧な模造品や刀剣、古文書を見られます。
- 源頼朝・北条政子ゆかりの腰掛石や、鯉や亀が泳ぐ神池、桜の名所としても知られる鎮守の森があります。
- 総門近くの福太郎茶屋では、よもぎ餅の縁起餅「福太郎」を味わえます。
参拝の案内
- 住所
- 〒411-0035 静岡県三島市大宮町2丁目1番5号
- アクセス
- JR東海道新幹線・東海道本線「三島駅」から徒歩約15分(バスで約10分)
- 伊豆箱根鉄道駿豆線「三島田町駅」から徒歩約7分
- 車: 東名高速道路「沼津IC」から約20分
- 駐車場
- あり 境内に参拝者用の有料駐車場(乗用車約55台・大型バス13台)。小型車1時間300円(令和8年4月1日以降。3月31日までは200円)、大型車1時間1,000円。御祈祷申込者には2時間無料券あり。12/31〜1/3と8/15〜8/17(例祭期間)は閉鎖
- 参拝時間
- 境内は自由に参拝可。授与所は8:30〜16:00。宝物館は9:00〜16:00
- 拝観料など
- 境内参拝は無料。宝物館は一般500円・大学生/高校生400円・中学生/小学生300円(15名以上の団体割引あり。特別展は別料金の場合あり)
- 御朱印
- 直書きOK 神門手前の客殿で受付。初穂料500円。将棋・竜王戦の開催にあわせた特別御朱印など期間限定の授与もある(令和8年)公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 混雑する時期
- 8月15日〜17日の例祭(三島夏祭り)は一年で最もにぎわい、境内の駐車場は閉鎖される
- 正月(12月31日〜1月3日)は境内の駐車場が閉鎖され、市内の臨時駐車場を使う。大晦日から元旦は祈祷を休みなく受け付ける
由緒・信仰
- ご祭神
- 大山祇命・積羽八重事代主神(二柱を総称して三嶋大明神)
- 社格など
- 式内社(名神大社)、伊豆国一宮、伊豆国総社、旧官幣大社、神社本庁の別表神社
- 創建
- 創建年代は不詳。伊豆の島々の噴火による造島信仰や海上交通の信仰を背景に成立したとされ、奈良・平安時代の古文献に名が見える
- 主な行事
- 田祭(お田打ち神事、1月7日)
- 奉射祭(1月17日)
- 節分祭(2月3日)
- 例祭(8月16日。8月15〜17日の夏祭り期間に手筒花火・流鏑馬などの神事)
- 恵比須講祭(11月20日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(9件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。