瀬田の唐橋に近い大津市神領に鎮座する近江国一宮で、東征の英雄日本武尊を主祭神として祀っています。尊の亡き後、妃と御子が神霊を祀ったのが始まりと伝えられ、7世紀後半に今の瀬田の地へ移りました。平治の乱に敗れて伊豆へ送られる途中の源頼朝がここで再起を願い、のちに天下を取ったことから、出世や勝運の神としても信仰を集めています。神門をくぐると、一夜で育ったと伝わる三本杉の御神木が迎え、県内最古とされる鎌倉時代の石灯籠は国の重要文化財です。夏の船幸祭では大神輿を船に乗せて瀬田川を渡御し、大津の夏を彩ります。無料駐車場が広く、車でも訪れやすい神社です。
見どころ
- 文永7年(1270年)の銘がある石灯籠は滋賀県内最古とされ、国の重要文化財。平安時代の木造女神坐像も重要文化財。
- 大己貴命を権殿に祀った際に一夜で育ったと伝わる御神木「三本杉」。神紋の由来にもなっている。
- 伊豆へ流される途中の源頼朝が源氏再興を祈ったと伝わり、境内の御神水は「頼朝公の出世水」と呼ばれる。
- 本殿を囲む摂社・末社8社と、遷座以前の地主神を祀る大野神社。
参拝の案内
- 住所
- 〒520-2132 滋賀県大津市神領1-16-1
- アクセス
- 京阪石山坂本線「唐橋前駅」から徒歩約10分
- JR琵琶湖線「石山駅」から徒歩約25分
- JR・京阪「石山駅」2番のりばから近江鉄道バス(瀬田駅行き・野郷原行き)、3番のりばから帝産バス(龍谷大学行き・牧口行き)で「建部大社前」下車
- 車は名神高速道路「瀬田西IC」「瀬田東IC」から約5分
- 駐車場
- あり 参拝者専用の無料駐車場。第一駐車場45台、第二駐車場27台(大型バス5〜6台可)、第三・第四駐車場あり。正月など混雑時は大型バス不可
- 参拝時間
- 開門5:00〜閉門17:00(祭典等で変更あり)。授与所 8:00〜17:00、祈祷受付 9:00〜16:00、宝物殿 9:00〜16:00(要予約)
- 拝観料など
- 参拝無料。宝物殿は要予約・拝観料300円
- 御朱印
- 直書きOK 授与所で8:00〜17:00。秋季限定御朱印や1日限定の『大国朱印』など限定御朱印の頒布あり。初穂料は公式に記載なし
- 御朱印帳
- オリジナル御朱印帳あり(日本武尊の意匠のものなど。価格は未確認)
- 混雑する時期
- 正月期間は参拝者で混み合い、周辺に交通規制がかかる。大型バスは駐車できないことがある
- 8月17日の納涼船幸祭(大津三大祭の一つ)の時期は交通規制がある
由緒・信仰
- 社格など
- 式内社(名神大社)・近江国一宮/旧官幣大社/神社本庁 別表神社
- 創建
- 景行天皇46年、日本武尊の妃・布多遅比売命らが尊の神霊を祀ったのが始まりと伝わる。天武天皇4年(675年)に現在の瀬田へ遷座
- 主な行事
- 節分祭(2月3日)
- 例祭・春祭り(4月15日)、神輿渡御祭(4月第3日曜日)
- 夏越大祓祭(6月30日)
- 納涼船幸祭(8月17日、大津三大祭の一つ)
- 鎮火祭(11月26日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。