宮崎県のほぼ中央、尾鈴山を背にした都農町に鎮まる日向国一宮で、大国主命の名でも知られる大己貴命を祀ります。神武天皇が東へ旅立つ前にこの地で国の平安と航海の無事を願ったのが起こりと伝わり、平安時代の『延喜式』にも名が見える古社です。戦国時代の大友・島津の争いで社殿も記録も焼かれ、長く小さな祠だけの時期が続きましたが、江戸時代に高鍋藩主の秋月氏が再び社を興し、平成19年には今の社殿が完成しました。前の本殿は境内の熊野神社として残され、杉木立の中には摂末社が並びます。縁結びや病気平癒を願う人が多く、毎月替わる御朱印も人気です。夏の大祭では神輿が町内をめぐり、冬には夜通し神楽が舞われます。
見どころ
- 本殿・拝殿: 平成19年(2007)に旧本殿の姿を受け継いで建て替えられた社殿で、まわりを杉の大木が囲みます。
- 熊野神社(旧本殿): 建て替え前の本殿を移して末社とした社で、再生・若返りの神を祀ります。旧拝殿は神楽殿として使われています。
- 境内の摂末社: 本殿の左右に素盞鳴神社と手摩乳・足摩乳神社が並び、稲荷・愛宕の末社もあります。
- 楠: 御札授与所の前に立つ大楠で、都農町の天然記念物に指定されています。
- 瀧神社(奥宮): 境外の尾鈴山麓にあり、社殿の背後に流れる不動の滝そのものが奥宮とされています。
参拝の案内
- 住所
- 〒889-1201 宮崎県児湯郡都農町大字川北13294
- アクセス
- JR日豊本線「都農駅」から徒歩約25分、タクシーで約5分
- 車は東九州自動車道「都農IC」から約5分。宮崎空港から約1時間20分
- 駐車場
- あり 無料駐車場あり(観光情報サイトでは60台・無料。台数は資料により50〜100台と幅あり)。公式サイトに台数・料金の記載なし
- 御朱印
- 確認中 社務所で授与。受付 9:00〜12:00・13:00〜16:30。通常御朱印・特別御朱印・月限定御朱印(毎月デザインが替わる。公式Instagramで告知)、いずれも初穂料500円。郵送での授与の案内もあり
- 混雑する時期
- 初詣は多くの参拝者でにぎわう
- 年末年始は12月下旬〜1月上旬に臨時の巫女を置き、大晦日の深夜から元日朝まで授与所を開けて参拝者に対応している
由緒・信仰
- 社格など
- 式内社・日向国一宮・旧国幣小社・神社本庁別表神社
- 創建
- 神武天皇が東征に出る際、この地に立ち寄って国土平安・海上安全・武運長久を祈り、大己貴命を祀ったのが始まりと伝わる
- ご利益
- 縁結び子孫繁栄(子授け)病気平癒事業開拓(商売繁盛)
- 主な行事
- 祈年祭(2月17日)
- 夏大祭(8月1・2日。神輿が町内を巡幸)
- 新嘗祭(11月23日)
- 冬大祭・例大祭(12月4・5日。夜を通して神楽を奉納)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。