鳥取市の東部、古代に因幡国の国府が置かれた地に鎮座する因幡国一宮です。祭神の武内宿禰命は「大臣の祖」とされる人物で、360歳余りまで生きたと伝わることから長寿の神として信仰されています。伝承ではこの地の亀金岡に履物を残して姿を消したとされ、本殿の裏には霊跡の双履石がまつられています。明治時代に拝殿が初めて紙幣の図柄に選ばれ、その後も肖像や社殿が何度もお札に描かれたことから、金運や商売繁昌の神としても全国から参拝者が訪れます。春の例大祭で舞われる麒麟獅子舞は因幡の獅子舞の原形を伝えるといわれ、周辺の国庁跡などとあわせて古代因幡の歴史に触れられる場所です。
見どころ
- 双履石:本殿裏の亀金岡にあり、武内宿禰命が履物を残して姿を隠した霊跡と伝わる。直下は5世紀前半ごろの円墳とされる
- 社殿とお札:明治31年再建の三間社流造の本殿と拝殿で、明治32年発行の五円紙幣に神社として初めて拝殿が描かれた
- 麒麟獅子舞(県指定無形民俗文化財):因幡地方特有の獅子舞の原形を伝えるとされ、4月20日の宵宮と21日の例祭で奉納される
- 国府神社と徴古館:本殿の左手に周辺の6社を合祀した国府神社と、宝物を収める徴古館がある
- 周辺の史跡:眼下に因幡国庁跡や大伴家持ゆかりの歌碑があり、古代因幡の中心地を感じられる
参拝の案内
- 住所
- 〒680-0151 鳥取県鳥取市国府町宮下651
- アクセス
- JR山陰本線「鳥取駅」から日ノ丸バス中河原線(80〜84系統)で約20分、「宮下」バス停下車すぐ
- 駐車場
- あり 参拝者用駐車場あり(公式の駐車場案内図。普通車・マイクロバス・小型バス用と中型・大型バス用の区画がある)。団体は事前連絡で開放する区画あり。車のお祓いの場合は境内まで乗り入れ可。台数・料金は公式に記載なし
- 参拝時間
- 授与所・御朱印の対応時間 9:00〜17:00(ご祈祷は16:00まで)
- 御朱印
- 確認中 授与所で9:00〜17:00に対応(公式「授与所・御朱印」)。初穂料・直書き/書き置きの別は公式で確認できず
- 混雑する時期
- 行事や結婚式が重なる日は、ご祈祷まで30分あまり待つことがある
- 4月20日宵宮・21日例祭(麒麟獅子舞の奉納)と、例祭後の御幸祭(武者・奴行列)
由緒・信仰
- 社格など
- 式内社(名神大社)・因幡国一宮・旧国幣中社・神社本庁別表神社
- 主な行事
- 例大祭(4月20日宵宮・21日例祭。麒麟獅子舞を奉納)
- 御幸祭(例祭後の神幸祭。武者・奴行列が供奉)
- 秋祭
- 夏越の大祓式
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。