佐渡島の南部、小木港にほど近い羽茂の地に鎮まる佐渡国の一宮です。祭神は素戔嗚尊の子とされる五十猛命で、大屋津姫命・抓津姫命を配神として合わせて祀ります。平安時代の『延喜式』に佐渡の式内社の一つとして名が見えますが、室町時代の大洪水で社殿や記録が失われ、創建の経緯ははっきりしていません。その後いまの場所に移り、島民からは交通の神として崇敬されてきました。大きな木々に包まれた参道の先に拝殿が建ち、4月には例祭とあわせて島全体の交通安全・海上安全を祈る祭りが行われます。古くから伝わる神鏑馬式や妹背神楽などの神事も、島の信仰の厚さを伝えています。
見どころ
- うっそうとした木々に囲まれた境内を、二の鳥居から神門を抜けて進むと、菊の御紋を掲げた拝殿が現れる。
- 本殿は流造の覆屋で守られ、その前に切妻造の幣殿が建つ。
- 古くは別の地に鎮座していたが、文明2年(1470年)の洪水を機に現在地へ移ったと伝わる。
- 神鏑馬式や妹背神楽といった古い神事が伝えられている。
参拝の案内
- アクセス
- 小木港から新潟交通佐渡バスで「一の宮前」下車、徒歩約5分
- 車は小木港から約10〜15分、両津港から国道350号経由で約85分
- 駐車場
- あり 二の鳥居の右側に公園と兼用の駐車場(約20台。にいがた観光ナビ)。料金の記載なし
- 御朱印
- 直書きOK 御朱印帳への直書きに対応(ホトカミ掲載情報)。2026年9月の参拝者投稿では直書きで初穂料500円。受付時間・場所は未確認。限定御朱印・郵送対応はなし(ホトカミ掲載情報)公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
由緒・信仰
- 社格など
- 式内社(小社)・佐渡国一宮。旧国幣小社。神社本庁 別表神社
- 創建
- 創建年は不詳(洪水で社殿や古文書が流失し由緒が不明)。延長5年(927年)の『延喜式神名帳』に式内社として記載がある
- 主な行事
- 歳旦祭(1月1日)
- 全島交通安全祈願祭(4月21日)
- 例祭(4月23日)
- 全島海上安全祈願祭(4月24日)
- 新嘗祭(11月23日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。