防府市の東部、大崎に鎮座する周防国一宮で、各地にある玉祖神社の総本社です。祭神の玉祖命は三種の神器の一つ八坂瓊曲玉を作ったと伝わる神で、玉作りの人々の祖神とされることから、宝石や眼鏡、時計にかかわる人々の信仰も集めています。社伝ではこの地で亡くなった玉祖命をまつったのが始まりとされ、平安時代には周防の一宮として重んじられました。鎌倉時代には東大寺の再建に尽力した重源が社殿を寄進しており、その目録は国の重要文化財です。秋の例祭前夜に白褌姿の二人が相撲に似た所作で吉凶を占う「占手神事」が行われ、境内では天然記念物の黒柏鶏が飼われています。
見どころ
- 黒柏鶏:国の天然記念物・黒柏鶏の発祥の地とされ、境内で飼育されているほか顕彰碑が建つ
- 周防国一宮造替神殿宝物等目録(国重要文化財):東大寺再建に尽くした重源が建久6年(1195)に社殿を造り替えた際の目録で、重源の加判がある
- 社叢(防府市指定天然記念物):社殿を囲む森が市の天然記念物に指定されている
- 玉の石屋:玉祖命の墓所と伝わる場所が近くにある
参拝の案内
- 住所
- 〒747-0065 山口県防府市大字大崎1690
- アクセス
- JR山陽本線「防府駅」からバスで約12分「医療センター」(総合医療センター前)下車 徒歩約20分
- JR山陽本線「防府駅」から徒歩約45分
- 車:山陽自動車道 防府西ICから約5分、防府東ICから約10分
- 駐車場
- あり 駐車場あり(8台、裏側に約40台)とするナビタイムの掲載情報あり(未確認)。料金は不明
- 御朱印
- 直書き・書き置き 通常の御朱印は初穂料500円で直書き。干支をあしらった「月替わり手書き朱印」は書き置きのみ・日付なし(山口県観光連盟の記事、2024年9月時点)公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
由緒・信仰
- ご祭神
- 玉祖命・ほか1柱(不詳。石凝姥命・天鏡命とする説がある)
- 社格など
- 式内社・周防国一宮・旧国幣中社・神社本庁別表神社。全国の玉祖神社の総本社
- 創建
- 社伝では祭神の玉祖命がこの地で亡くなったため社殿を造営してまつったのが始まりとされる。勾玉などを作る玉造部が祖神をまつったとも考えられている
- 主な行事
- 例祭と占手神事(9月25日に近い日曜日の前夜。県指定無形民俗文化財、国選択の占手相撲)
- 炊きあげ神事(例祭当日の早朝)
- 春の大祭
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。