神社とお寺のおまいり帖

地図 / 山梨県

神社甲斐国一宮

浅間神社

あさまじんじゃ

甲府盆地の東部、桃やぶどうの畑が広がる笛吹市一宮町に鎮座する甲斐国一宮で、「一宮さん」と呼ばれ親しまれています。富士山の神である木花開耶姫命をまつり、社伝では南方の神山の麓に始まり、平安時代の貞観7年に今の地へ移ったとされます。この頃に富士山の大噴火があり、浅間神をまつることになったと国史に記されている点も興味深いところです。武田氏の崇敬が厚く、信玄が奉納した般若心経や太刀が伝わります。境内には一花に二つの実を結ぶ夫婦梅があり、元宮の山宮神社には戦国期の本殿が残ります。県産ワインを御神酒として供える神社としても知られ、春の大神幸祭は古くから甲斐第一の祭りとされてきました。

見どころ

  • 拝殿:寛文12年(1672)造営の入母屋造・唐破風向拝付の建物で、笛吹市指定文化財
  • 夫婦梅:一つの花から二つの実が寄り添うように結ぶ珍しい梅で、山梨県指定天然記念物
  • 摂社 山宮神社:創祀の地とされる境外摂社で、永禄元年(1558)再建の本殿は国の重要文化財
  • 紺紙金泥般若心経(国重要文化財):後奈良天皇が諸国一宮に奉納させた写経の一つで、武田信玄が奉納したもの
  • ワインの御神酒:昭和40年から山梨県産ワインを御神酒として奉納しており、日本遺産「葡萄畑が織りなす風景」の構成文化財にも認定されている

参拝の案内

住所
〒405-0056 山梨県笛吹市一宮町一ノ宮1684
アクセス
  • JR中央本線「山梨市駅」からタクシーで約10分(徒歩なら約60分)
  • バスタ新宿(新宿駅西口)から中央高速バスで約100分、「一宮」停留所下車 徒歩約10分
  • 車:中央自動車道 勝沼ICから約5分(「石」信号を右折)
駐車場
あり 公式に「駐車場のご案内」ページはあるが本文は画像等で台数・料金は読み取れず。旅行サイト(ニッポン旅マガジン)では20台・無料(未確認)
拝観料など
無料
御朱印
確認中 御朱印あり(山梨県観光推進機構「やまなし歴史旅」)。受付時間・初穂料・直書き/書き置きの別は確認できず
混雑する時期
  • 4月15日の例大祭と大神幸祭(おみゆきさん。かつて甲斐国第一の大祭とされた)
  • 6月の梅折枝神事(子授けの梅を求めて遠方からも人が訪れる)

由緒・信仰

正式名称
浅間神社(甲斐国一宮 浅間神社)
ご祭神
木花開耶姫命
社格など
式内社(名神大社)論社・甲斐国一宮・旧国幣中社・神社本庁別表神社
創建
社伝では垂仁天皇8年に神山の麓(現・摂社山宮神社)で創建され、貞観7年(865)に現在地へ遷座したと伝わる
ご利益
山火鎮護農業酒造婚姻子授安産
主な行事
  • 例大祭・大神幸祭(4月15日。通称おみゆきさん、甲斐市竜王の三社神社まで神輿が渡御)
  • 山宮神幸祭(4月)
  • 御田植祭
  • 桃祭
  • 追儺祭(節分祭)
公式サイト
asamajinja.jp/_access
参考にした資料(7件・2026-10-16確認)

参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。

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