敦賀駅から歩いて15分ほど、港町敦賀の中心に鎮座する越前国一宮で、古くから北陸道の総鎮守として崇められてきました。主祭神の伊奢沙別命は食物や海の恵みをつかさどる神とされ、神功皇后や応神天皇ゆかりの伝承も残ります。参道入口にそびえる朱塗りの大鳥居は江戸前期に建てられた木造鳥居で、戦災を免れた国の重要文化財として、奈良の春日大社、安芸の厳島神社と並ぶ日本三大鳥居に数えられます。境内には奈良時代に湧いたと伝わる長命水や、敦賀の地名の由来とされる角鹿神社があり、松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅で夜に詣でた場所としても知られます。9月の長祭は2週間にわたって続く、敦賀を代表する祭りです。
見どころ
- 正保2年(1645年)造営の木造朱塗りの大鳥居は国の重要文化財で、春日大社・厳島神社とともに日本三大鳥居の一つに数えられる。空襲でも焼け残った。
- 大宝2年の修営の際に湧き出したと伝わる「長命水」。
- 松尾芭蕉が『おくのほそ道』の旅で夜に参拝した地で、境内は名勝「おくのほそ道の風景地」に含まれる(平成28年追加指定)。
- 境内社の角鹿神社は「敦賀」の地名の起こりと伝わる。
参拝の案内
- 住所
- 〒914-0075 福井県敦賀市曙町11-68
- アクセス
- JR北陸本線・北陸新幹線「敦賀駅」から徒歩約15分
- 敦賀駅前からバスで約5分「氣比神宮前」下車
- 車は北陸自動車道「敦賀IC」から約10分
- 参拝時間
- 4〜9月 5:00〜17:00、10〜3月 6:00〜17:00。授与所(お守り・御朱印)8:45〜16:45
- 御朱印
- 直書きOK 社殿左手の授与所で授与。御朱印は1種類(『越前之國一宮』の印入り)。初穂料は公式に記載なし(ホトカミでは300円)公式の案内が見つからず、参拝者の記録・紹介記事をもとにしています。
- 御朱印帳
- 大鳥居と満月をあしらったアクリル表紙の新しい御朱印帳(公式案内、価格未確認)。ほかに三つ巴紋などを刺繍したピンク・紺の御朱印帳(ホトカミ、1,500円)
- 混雑する時期
- 9月の敦賀まつり(氣比の長祭の期間、9月2日〜15日)は境内に露店が並び、市内外から多くの人が訪れる
- 9月3日の神幸祭は神輿の行列で町が大いに賑わう
- 休日はご祈願の受付が混み合うことがある
由緒・信仰
- ご祭神
- 伊奢沙別命(氣比大神)。ほかに仲哀天皇・神功皇后・日本武尊・応神天皇・玉姫命・武内宿禰命を祀り計7柱
- 社格など
- 式内社(名神大社)・越前国一宮・北陸道総鎮守/旧官幣大社/神社本庁 別表神社
- 創建
- 社伝では仲哀天皇の代に神功皇后・武内宿禰が気比大神を祀ったのが始まり。大宝2年(702年)に仲哀天皇らを合祀し社殿を修営したと伝わる
- 主な行事
- 総参祭(7月22日)
- 氣比の長祭(9月2日〜15日。例大祭は9月4日)
- 月次祭(毎月15日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(4件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。