伊勢の内宮から南へ離れた志摩市磯部町に鎮まる、皇大神宮の別宮です。内宮と同じく天照大御神の御魂をまつり、遠く離れた地にあることから昔から「遙宮(とおのみや)」と呼ばれて敬われてきました。地元では「いぞうぐう」の名でも親しまれ、志摩国の一宮とされています。言い伝えでは、倭姫命が神へ供える食材を求めて志摩を巡った折、この地の神である伊佐波登美命が宮を建てたのが始まりといいます。境内は近鉄の上之郷駅からすぐで、茅葺きの素朴な社殿が森の中に建っています。隣の御料田で毎年6月24日に行われる御田植式は、日本三大田植祭の一つに数えられるほか、国の重要無形民俗文化財に選ばれています。志摩の海でとれるアワビや伊勢海老が神前に納められる土地でもあります。
見どころ
- 萱葺の神明造の社殿。20年ごとに建て替えられ、直近は2014年秋に遷宮が行われました。
- 南側に広がる御料田(神田)。6月24日の御田植式の舞台で、田の脇に「磯部の御神田」の石碑が立ちます。
- 参道右手の宿衛屋では、お札・お守り・御朱印を受けられます。
- 約800m南には所管社の佐美長神社があり、あわせて参拝できます。
参拝の案内
- 住所
- 〒517-0208 三重県志摩市磯部町上之郷374
- アクセス
- 近鉄志摩線「上之郷駅」から徒歩約3分(Wikipediaでは約5分)
- 駐車場
- あり 約20台(Wikipedia)。隣接する神田の前にも駐車可とされる。料金・利用時間は公式資料で確認できず
- 参拝時間
- 1〜4月・9月 5:00〜18:00/5〜8月 5:00〜19:00/10〜12月 5:00〜17:00(神宮の域外別宮共通。正月期間は変更あり)
- 御朱印
- 確認中 参道脇の宿衛屋で授与品とあわせて受付。受付時間・初穂料は確認できず
- 混雑する時期
- 6月24日の御田植式(磯部の御神田・日本三大田植祭の一つ)は多くの人でにぎわう
由緒・信仰
- 社格など
- 皇大神宮(内宮)別宮。志摩国一宮(鳥羽市の伊射波神社とする説もある)。延喜式内社(大社)の論社
- 創建
- 第11代垂仁天皇の代、倭姫命の巡行の際に伊佐波登美命が社殿を建てて創建したと伝わる(創建年代は不詳とする見方もあり、804年以前の存在は確認されている)
- 主な行事
- 御田植式(毎年6月24日。「磯部の御神田」として国の重要無形民俗文化財)
- 月次祭(6月・12月の24〜25日)
- 神嘗祭(10月24〜25日)
- 新嘗祭(11月26日)
- 祈年祭(2月20日)
Googleマップで経路を見る
参考にした資料(5件・2026-10-16確認)
参拝時間・拝観料・御朱印の受付・駐車場は変わることがあります。お出かけ前に公式の案内をご確認ください。